仏花でおなじみのコウヤマキの成分が歯周病を治す!?

コウヤマキという植物は世界三大造園木として知られ、古くから棺の材料として使用されるなど日本でも身近な存在でした。
真言宗の総本山である高野山からその名前が付けられたように仏花としても使用されますが、これは高野山のしきたりによって仏花そのものを使用することができないための代用としての役割を持っています。
そんなコウヤマキですが、独特の成分が宿っていてその成分が歯周病に効果があるということが近年明らかになりました。

歯周病というものは歯に溜まった歯垢・プラークが歯の隙間に入り込み、生きた細胞として毒素を排出することが原因で起こります。
それらの毒素は放っておくと歯茎から出血するなどの症状がさらに重症化し、歯の隙間が広がって歯が抜けてしまう可能性が高まるだけでなく、血管から入り込むことで全身にあらゆる疾患を引き起こす原因となり得てしまいます。
予防するためには歯垢が溜まる隙間をしっかりケアして、毒素を生み出す元をしっかり排除する必要があります。

コウヤマキをアルコールに漬け込んで抽出したエキスは、含まれている成分などの違いによっていくつかの層に分けることができます。
その中のジイソプロピルエーテル層とヘキサン層、酢酸エチル層という層に殺菌・抗菌効果があるため、コウヤマキのエキスは細菌の集合体である歯垢に対処することができ、歯周病の改善に繋がります。

このコウヤマキの歯周病に対する効果はメーカーや研究施設による開発によって生み出されたのではなく、神戸市の主婦の人に偶然発見されたことによるものです。
独自に育毛剤を作ろうと自生する植物をアルコールに漬けてエキスを抽出する過程で、歯周病にたまたまコウヤマキのエキスを試してみたところ血が早い段階で止まったことがきっかけでした。
それらの偶然は歯科大の研究によって効果の裏付けがなされ特許認定もされ、人やペット用のオーラルケア用品が販売されています。

コウヤマキが使用されたオーラルケア用品を使用する際は、まれに配合されているコウヤマキエキスや抽出の際に使用するアルコールにアレルギー反応を示す場合があります。
アレルギーについて事前に判明している場合は注意した方が良いです。
基本的には歯ブラシに付けて使用しますが、歯周病の原因となる歯垢を直接剥がし取るために意識を歯の隙間に向け、さらにコウヤマキの殺菌成分がしっかり活かせるように歯茎に浸透させるように使用してください。