足腰の弱い高齢者に人気の訪問歯科とは?

高齢化が進む現代では、歯科治療が必要なのに体の具合が悪く交通手段が使えないため、歯科医院に通院することが困難な高齢者がたくさんいます。
そして、そのような人達のために歯科医や歯科衛生士が患者さんの自宅や施設を訪問して、歯の治療や口腔ケアを行うのが訪問歯科であり、最近では高齢者の間での人気が高まっています。

訪問歯科では虫歯の治療の他、入れ歯の修理や作成、定期的な口腔ケアなどを行うことが可能です。
高齢者の場合は虫歯になりやすいと言われている上に、これを放置すると歯が抜けてしまったり口腔機能が不十分な状態になってしまいます。
そして、そうなった場合には食事を美味しく摂れないだけでなく、消化がしにくくなって胃腸などの体の健康が損なわれたり、ストレスが溜まって精神面にも悪い影響を与える可能性が出てきます。
ですから、足腰が弱いからと言って歯科治療を諦めるのではなく、必要な歯科治療を受けるようにすることが大切と言えます。

また、訪問歯科の場合には歯科医や歯科衛生士が器材を持っていくことになりますが、現在では訪問歯科専用の器材があるのでその点でも安心できます。
この場合には、持ち運びがしやすいけれど基本的な機能の質を落とさず、さらに患者さんの体の状態を考えた器材を使うことが可能です。
具体的には、歯科医にはよく見えて患者さんは眩しくない照明灯や、車いすやベッドの上でも十分な歯科治療が受けられるような体位補助器材などが挙げられます。

さらに、訪問歯科の診察の費用に関しては基本的には保険が適用となり、健康保険、介護保険、障がい者保険などが使える場合が多いと言えます。
また、訪問歯科では訪問する際の交通手段が違うので、交通費はそれぞれの医院で異なりますが、訪問車を使うところもあり善意による医院負担となるところもあるので、この点についても事前に訊いておくと良いでしょう。

以上のように、訪問歯科にはいろいろなメリットがあるので、足腰が弱くて通院しにくい人でも効果的な診察を受けられる可能性が高いと言えます。
ただ、この場合は自宅や施設からあまり遠くない歯科医院であることが必要であり、また、それぞれの歯科医院で違う特徴があるので、依頼するところを探す場合にはそれらの点をしっかりとチェックすることをお勧めします。
そして、実際に訪問歯科の治療を受けた人達の口コミなどを読むようにすると、参考になることもあるでしょう。